ビブ・マルドゥンのモスク/Bib Mardun or サン・クリスト・デ・ラ・ルス/(San Cristo de la Luz)  999−1000
999−1000年に建設された、トレドにあるアラブ時代の個人寄贈によるモスク。現在名サン・クリスト・デ・ラ・ルス「San Cristo de la Luz」教会。一辺約8mの正方形のプランの小さな煉瓦造の建物。コルドバの大モスクのハカム2世時代の拡張部分を縮小した模倣であると目されている。

ファサードには交差アーチのフリーズがある。プランは9つの小さな区画に分割されている。

小さな、隣接して並べられたリブのあるキューポラ(それぞれが異なったパターンのリブを持つ)を持つ背の高い建物を示す断面図。

その建物は一辺が8mに満たないが、その複合的な空間システムはコルドバのモスクを思い起こさせる。



05/10/18修正
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