jihad/ ジハード
聖戦を意味するアラビア語。アラビア語の元来の意味はyahada 〈定まった目的のための努力〉である。
イスラム世界(ダール・アルイスラーム dar al‐Islam)の拡大または防衛のための戦いをいい、一般に〈聖戦〉と訳す。信者の指揮官としてのカリフは、ムスリムでない者あるいは「反乱者」であるムスリムに対して聖戦を行った。ジハードでの戦死者は殉教者(シャヒードshahid)として天国が約束されている

参考:
イスラム教徒の義務には,個々のイスラム教徒に課せられた義務と総体としてのイスラム教徒に課せられた義務とがあり、たとえば五柱では、信仰告白、礼拝、ザカート、断食は前者であるが、巡礼は後者である。ジハードも総体として課せられた義務で直接戦闘員としての参加だけでなく、浄財の寄付、馬の提供などさまざまな形での参加がある。


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