クッバ・バルディーイーン/Qubba Barudiyin  1120  
モロッコ中南部のマラケシュにアルモラビデ朝(ムラービト朝)時代、アリー・ベン・ユースフ(在位1106-42年)により、1120年建設された、金曜日のモスクの付属施設。クッバ(霊廟)という名前にも関わらず、清めの泉の覆うパビリオンであった(近年の研究から)。

クッバ・バルディーイーンの外観 。

質の高いムカルナスの陣列を持つドーム。

クッバ・バルディーイーンの見上げ図。コルドバの大モスクで発達した、8角形のプランを継承した好例。8角形の屋根は互いに正方形を45度振ることにより形成されている。


参考文献:/図説世界建築史/イスラム建築/本の友社
参考図版:/ISLAM VOL.1 ;Henri Stierlin ;Benedikt Taschen


05/10/23修正
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