サリーフ・タラーイ・モスク/al-Salih Talai Mosque 
ファーティマ朝第13代カリフ、ファーイズの治世に、上エジプトの地方長官であったサリーフ・タラーイ・ブン・ルッジクによって、1160年に着工されたモスク。。礼拝堂は、 アクマル・モスクの様に、キブラに平行する3つのベイを持っている。サリーフ・タラーイの整然とした、そして合理的なシステムは、1世紀前に、バドル・アル・ガマーリーの指揮下で、シリア- アルメニアの建築工らによって提起されていた建築言語を使っている。
平面図:その建物は、基壇の上に立ち、ファサードの奥に二つの階段がある。その主軸上にある門は23×18mの大きさの中庭に開いており、その中庭には細いコラムによって支持されたアーチの回廊が巡らされている。

建物の短辺側のいファサード:中央に、エントランスは4本のコラムの列によって支えられたセットバックさせられたエクセドラの形状をしている。

中庭:その中庭は(横方向の6本、縦方向に7本のコラムの列のポーチによって囲まれており、回廊には迫元を結ぶ木製のタイロッドがある。

このモスクには2心のポインテッドアーチがある。それらは、柱頭の上の一段高い部分に載っている。初期のファーティマ朝の建物の漆喰の装飾は依然としてここでは健在である。
参考文献:/ISLAM VOL.1 ;Henri Stierlin ;Benedikt Taschen
参考図版:/ISLAM VOL.1 ;Henri Stierlin ;Benedikt Taschen

05/10/20
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