トダ・アスナレス(ナバラ)/Toda Aznarez(Teuda de Larraun 或いは Tota) (c.885-aft.970)
ナバラのパンプローナ王朝の王妃。ナバラ国王サンチョとの婚姻(彼にとっては、晩年2回目)により王妃となった。
彼女は、アスナル・サンチェス(Larraun の統治者)とオネカ・フォルトゥネス(フォルトゥン・ガルセスの娘)の娘であった。従って、トダの子供達は、ナバラ人を君主としたアリスタ王朝の子孫でもある。
彼女の長男ガルシアは、彼の叔父ヒメーノ(摂政で共同王−931)と共に、父国王の後を継いだ。トダは、息子の共同‐摂政かつ保護者となったが、彼女の義兄弟ヒメーノの死後934年までは唯一の摂政であった。また彼女は、精力的な外交官としても敏腕を奮った。
トダの子供達(トダにはサンチョとの間には8人の子供がいた)
ウラーカ Urraca レオンのラミロ二世と結婚。 オネカ Oneca レオンのアルフォンソ4世修道王と926年に結婚。931年死亡。 アムリナ Amulina レオンのアルフォンソ3世大王と結婚。 サンチャ Sancha 最初にレオンのオルドーリョ2世と結婚。二度目に、アラバのAlvaro Herramelizel 伯と、三度目にフェルナン・ゴンザレス(カスティーリャの伯爵)と結婚した。 ガルシア Garcia パンプローナ王朝の国王。最初にAndregoto Galindez、二度目にレオンのテレサと結婚した。 ベラスキータ Velasquita 最初にヌーノ:或いはムーモ(Vizcayaの伯爵)と、二度目にガリンド(Ribagorzaの伯爵)と、三度目にフォルトゥン・ガリンデスと結婚した。 ムニア Munia オルビタ Orbita
彼女のDNAを受け継いだ主な重要人物
彼女の血統は常に西欧に中心部にある。彼女の末裔達は、スペインのイスラム王朝、スペイン王国、ポルトガル王国、ノルマン・シシリー王国、ナポリ王国、イングランド王国、フランス王国、ノルマンディー公国、神聖ローマ帝国、全ての国の王座に就いた。
ヒシャーム2世 後ウマイヤ朝のカリフ。在位976-1009。 シャンジュール 後ウマイヤ朝の宰相。?-d1009。 サンチョ1世(肥満王) レオン国王。在位956-958/960-966。 サンチョ・ガルセス3世(大王) ナバーラ国王。在位1004-1035。 フェルナンド1世 レオン・カスティーリャ国王。在位C:1035-1065L:1037-1065。 アルフォンソ6世(勇敢王) レオン・カスティーリャ国王。在位C:1072-1109L:1065-1109。 アルフォンソ1世(戦士王) アラゴン・ナバラ国王。在位A:1104-34N:1104-34。 アフォンソ1世 ポルトガル国王。在位1128-1185。 グリエルモ1世 シシリー国王。在位1155-1166。 グリエルモ2世 シシリー国王。在位1166-1189。 アルフォンソ10世 レオン・カスティーリャ国王。在位L:C:1252-1284。 ルイス・エン・ウティン「喧嘩王」
(ルイ10世)ナバラ・フランス王。在位1314-1316。 フェリペ2世(フィリップ5世) ナバラ・フランス王。在位1316-1322。 カルロス1世)「端麗王」(シャルル4世) ナバラ・フランス王。在位1322-1328。 ジュアン2世
(フアン2世/ジョバンニ1世)ナバラ王:1425-1479。 アラゴン・シシリー王1458-1479 アルフォンス4世 アラゴン・バルセロナ・シシリー・ナポリ国王。在位A:B:Ss:1416-1458/N:1442-1458 イザベル1世 レオン・カスティーリャ女王。在位共L:C:1474-1504 フェルナンド2世
(フェルナンド5世/フェルディナンド2世)アラゴン・バルセロナ・シシリー・レオン・カスティーリャ国王。在位A:B:Ss:1479-1516/共L:C:1474-1504 カール5世(カルロス1世) 神聖ローマ帝国皇帝・スペイン・シシリー・ナポリ国王。在位Em:1519-1556/Sp:1516-1556Ss:1516-1556/N:1516-1556 フェリペ2世 スペイン・ポルトガル・シシリー・ナポリ国王。在位Sp:Ss:N:1556-1598
P:1580-1598。メアリー1世 イングランド女王・ノルマンディー公。在位1509-1547NE。フェルナンド2世の孫。ブラッディー・マリーで有名。
関連:ナバラ王国とウマイヤ朝の婚姻的相関図/スペイン諸王朝の系図/クライシュ族の系図/ノルマン王朝の系図/神聖ローマ帝国とシシリー王国の系譜
参考サイト:http://en.wikipedia.org/wiki/Toda_Aznarez
2006/09/26// 07/02/17