Zayyanid/ザイヤーン(ズィヤーン)朝(Abd-al-wadid/アブドゥルワード朝) 1236-1550

トレムセンを中心として北アフリカのイスラーム王朝。ベルベル族アブド・アッ・ワード家は、ムワヒッド朝にオラン地方を与えられて統治していたが、ムワヒッドの衰退に乗じ、1236年に独立した。同時代のハフス朝やマリーン朝の侵略を受けたが、ナスル朝やアラゴン王朝との交流、オランと拠点とするサハラ砂漠の交易で栄えた。1509年スペインの軍事攻勢の下にその属国となり、その後サード朝の侵攻を受け、最終的1550年にオスマン帝国に併合され滅びた。

参考サイト:http://en.wikipedia.org/wiki/Abdalwadid
2006/05/22
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