下記の文章は1965年にBenedikt Taschen社から出版された世界の建築シリーズ第14巻目Ottoman Turkey(シリーズとして未完結のまま絶版)に寄せられた序文からの引用である。
内容は寄稿者のトルコ建築に関する思いを述べているもので、本文の内容とは殆ど関係がない。また内容が凝縮jされ抽象的であるので、或る程度の歴史経緯やトルコ建築に関する知識がないとわかり難いかもしれない。しかし、トルコの建築がル・コルビジェに与えた影響や、ブルーノタウトの晩年に関する記述があり、興味深いので翻訳し、掲載してみた。また文章と共に寄せられたスケッチはル・コルビジェ本人のものでル・コルビジェの自叙伝「
東方への旅 」に収録されている。この自叙伝は邦訳出版されており、必見である。但し価格が20万円以上の豪華本なので、個人で購入するには財力と勇気がいるかもしれない!?。
「ル・コルビュジエの手帖‐東方への旅‐(松政貞治他共訳)」同朋舎出版
(1989.7)※同朋舎出版は潰れてしまったので、絶版となっているかもしれない。