アブドル・マリク/Abd al-Malik
ウマイヤ朝第5代目のカリフ、在位685-705年。ハッジャージ・イブン・ユースフなど名臣に恵まれ、領土に拡張、反乱軍を制圧していった。ウマイヤ朝ではムーアウィアに次ぐ英雄。彼の子のうち4人までがカリフに就任し、彼の後この王朝が滅びるまでのカリフのうち9人のカリフのうち7人までがその直径の子孫で「諸帝の父」と呼ばれた。
彼の時代頃から、カリフはアラブの族長風から帝王の風格を持つ様になる。700年頃公用語をギリシャ後やペルシャ語を禁止しアラビア語に統一し、ビザンツ貨幣を廃止しアラビア語でイスラムの信条を示した新金貨をダマスカスやクーファで鋳造させた。


建築
ビザンツの工匠たちを招き、有名な、アル・アクサのモスク岩のドーム(Qubba al-Sakhra)を建設し、他に、メディーナ、ダマスカス、カイロなどでも壮麗なモスクを建造させた。

05/10/09

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