ムンタシル/al-Muntasir
アッバース朝第11代カリフ。在位861−62年。

建築
彼の墓クッバ・アルスレイビヤは、チグリス川南岸のサッマーラジャウサク・アルハーカーニー宮殿に面して862年に建設された。これは、亡くなった者を記念する葬儀用のモニュメントの建物が、初期イスラムの平等主義に反しにも係わらず建設された、イスラム教徒の国の最初のものとして重要である。これは彼の母親(ギリシャ正教徒であった)が彼女の息子の為の墓を建てる為に承認を得たものであった。後の、アルムタッズ(第13代カリフ、869年没)とアルムフタディー(第14代カリフ、870年没)もここに葬られている。


05/10/10
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