スーサのモスク/Susah Mosque
チュニジアの東部地中海岸にある都市スーサ(スース)の中心部に、アグラブ朝治下、851年に建てられたモスク。古代ローマ時代のカスバ(カサバ)あるいは要塞がその起源となっている。礼拝所に変えられたこの建築は、角塔とマーロンを踏襲している。重厚な柱と馬蹄形アーチのアーケードのある長方形の中庭が、ハランへと導いいている。11本の身廊の中で広い中央の身廊が特に強調されている。

スーサ・リバートの頂上から見たモスクの景北アフリカに足場を作ろうとしていたビザンティンと戦う為に使用された古代ローマのカスバを改造したもの。

スーサのモスクの礼拝堂の重量感のある美しい馬蹄形アーチ。

スーサのモスクは、戦闘に備える為の頑丈な重量感のある形状を残している。馬蹄形アーチのアーケード、パラペット・ウォークに通じる階段、防御用の隅塔がある。
参考文献:/ISLAM VOL.1 ;Henri Stierlin ;Benedikt Taschen
参考図版:/ISLAM VOL.1 ;Henri Stierlin ;Benedikt Taschen

05/10/21修正
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