ハディージャ/Khadija (?‐619)
預言者ムハンマドの最初の妻。クライシュ族アサド家出身。595年ころ結婚。当時ムハンマドは25歳の貧乏な青年で、彼女は40歳を超えた富裕な商人であった。この結婚以前に、彼女は2人の夫と生別・死別しており、何人かの子どももいた。ムハンマドとの間に3男4女をもうけたが、男児はみな夭折した。四女がファーティマ。ハディージャはムハンマドの教えを受け入れて最初のイスラム教徒となり、終生夫のよき保護者であり、理解者であった。生前は、夫に他の妻をもつことを許さなかった。

関連:クライシュ族の系譜

05/10/15修正
inserted by FC2 system